「瓦そばちゃん」とご対面。そして…

雨の中、私達が向かったのは「たかせ」さんの別館。「たかせ」さんは、日によっては入るのに待たされるという話だったので、前もって予約を入れておいたのでした。土曜日は、川棚温泉にある「たかせ」さんでは別館だけが予約を受け付けるとの事。「clover日記」のhiro子さんは2階建ての建物にいるから本館か新館なんだろうとは思ったのですが、2003年に来た時にはどの館で食べたかは限定されていないし、1時間に1本しか電車の無い所で時間が読めないのは嫌だったし、さらにこの別館、宿泊施設もあるので食事だけの客でも¥150で温泉に入れるとのこと。温泉はその時の様子で決めるにしても、可能性があるのは魅力的と思い、予約を入れておいたのでした。
旅館の入り口でもある趣のある玄関を入ると 仲居さんが出迎えてくださって、すでに用意してある部屋へ。まさに旅館の1室を使っているような落ち着いた部屋に通され、いそいそとメニューを見て各自注文。女性陣は 瓦そば のみを頼みましたが、男性陣は 瓦そばうな茶定食 を頼みました。
雨に濡れる日本庭園を見ながら待っていると、程なくして食事が運ばれてきました。まさに写真通りの「瓦そば」!大きな瓦に2人前・3人前と乗せられてきました。
←これは2人前。
最初、温かい汁に そば だけをつけて食べてみると、なんだかイマイチな感じ。確かに美味しい そば だけど、hiro子さんの思い入れっぷりを考えるともっとドカンとくる何かがあると思っていたから…。それではと、そば の上に乗っているレモンと紅葉おろし を汁に入れたら、それだけでいきなり味に深みが増してより美味しくなりました。さらに そば の上に乗っている錦糸卵や肉と一緒に食べたら「あぁ、美味しい」と思わず声に出した程。そう、この瓦そば、私にとっては肉がポイントでした(^^;。肉 美味しい!(←ダイレクトな心の叫び)
そば を食べ終わって一心地着いたので、次はデザート は秘密なの ♪ということで、それぞれにコーヒーやフロートを頼みました。私は青龍珈琲を注文。このコーヒーがまた私好みの味でご満悦。ここで扱っている珈琲は豆や粉は販売していないそうです。メニューにすでにそう書かれていたから聞かれる事が多いんでしょう。残念。フロートも美味しかったそうで、『どうしてhiro子さんは そば の話ばかりして、ここのデザートの話をしないのか』なんて思ってしまいました。hiroちゃん、スイーツもコーヒーも好きだろうに…。でも多分 青龍珈琲を彼女はブラックで飲めないだろうなぁ(^^;。

↑hiro子さんにお勧めの「大人の珈琲フロート」。
 フロートに熱々の珈琲をかけていただく。
デザートも終わって、まだ少しだけ電車の時間まであったので 希望者は温泉に入ろうかとなったのですが、これがメシアさんと私だけだったので、他の方には入り口の時間待ち用の椅子で待っていてもらってサクサクと入ってくる事に。
女湯にはすでに先客がいて、その方達は今日は泊まっていかれるのか のんびり浸かっていらっしゃいました。微かに粘り気のある感じの透明な湯は、露天風呂にも関わらず体の奥まで温まってものすごく気持ち良い。ああ、入って良かった!温泉(←年寄り)。
ポカポカになって機嫌良く出てきた私でしたが、なんと!もう電車の時間ギリギリになっていて、来てもらったタクシーが駅に着いた時にはちょうどホームに電車が入るところでした。良かった!無人駅で!!
おかげさまで、タクシーを飛び降りて、無事に電車に乗り込む事が出来ました。
瓦そば は美味しかったし 温泉にも入れたし、ただ1つの心残りと言えば、ここでしか売ってないという「瓦そば ストラップ」を買わなかった事かなぁ。タクシーが来るまで最後まで悩んで買わなかったんですけどね(^^;。
なお、この日のhiro子さんのブログ「ホント」の内容がアイスの話で、フロート食べた組が大喜びしておりました。
静かに雨が降る中、一行は下関に向かいます。