思ったほどしゃべってはいなかった(^^;。

10月10日に行われた八木さんの引退試合の様子阪神タイガースの公式サイトに載りました。ので、あらためて色々思ってみたり。
どうにも、「阪神の引退セレモニー」というと和田さんのソレを思い出してしまうのですが(^^;、いかにも“常に予想を裏切らなかった”八木さんらしい、短くも適切な最後の挨拶に「八木裕」という野球人の姿を見る思いがして、嬉しかったり泣けてきたり。
オフィシャルサイトでの掲載が無くなったら寂しいから、こちらにも書いておきましょう。

憧れの甲子園球場のバッターボックスに入る事は、もうありません。
苦しい時、プレッシャーに押しつぶされそうになった時、皆さんの声援が力となって僕を支えてくれました。
激動のプロ野球ですが、球団と選手一丸となって、来年から素晴らしいシーン、感動的なシーンを提供してくれるはずです。
お世話になった方々、そして日本一の阪神ファンの皆さん、18年間本当にありがとうございました。

こういう時にいちいち「阪神園芸」の名前まで出すのが和田さん。まとめて「お世話になった方々」なのが八木さん(笑)。ホント凸凹コンビだよ。±0だよ。ふぅ(悦)。
記者会見で、八木さんの口から「(1992年の)幻のホームラン」という言葉が出たのが、なんだかなぁ。胸が苦しくてなぁ。
その1992年、優勝を逃した最終戦が行われた日が、まさに10月10日。これも巡り合わせってモノなのでしょうか。
常に「ヒーロー」ではないのだけれど、「伝説」になる事が出来た「八木裕」というバッターは、やはり幸せだったろうと思うのです。
や、私から見たら、あんなに和田さんのそばにいた挙げ句、見事に「自立」してのけた八木さんが「不幸」だなんて言ったら、そりゃもう殴るし蹴るし(爆/笑)。