「愛しの瓦そばちゃん」を求めて…

いつもの日記は下から上に更新しますが、旅行日記の時はいつも通り上から下に更新しますので、今回もそのようにお読みいただければと思います。よろしくお願いいたします。
福岡2日目は天気予報が見事に当たって雨。
今回泊まったのがJALリゾート シーホークホテル福岡だったのですが、朝食バイキングのパンが美味しくて悦々(^^)。しっかりと朝食を取って、まずは博多駅に移動。
今日は「SPEED LIVE 2003」当時の仁絵ちゃん&寛ちゃんのコメントを元に、彼女達が巡ったと思われる下関の各所に行く予定です。たぶん、2003年の2人は、

広島から下関入り→ふぐ刺しを食す→赤間神宮→水族館→コーヒーを飲む→温泉→瓦そばを食す→(多分、下関 泊)→福岡へ

という流れで移動したと思われるのですが、今回はスタートが福岡ですから全く同じ移動は出来ませんので、

博多から下関入り→瓦そばを食す→(温泉)→水族館→(コーヒーを飲む)→赤間神宮→ふぐ刺しを食す→福岡へ

と、ほぼ逆走する道程を辿ります。というのも、実は今回の旅で1番博多から遠いのが瓦そば屋さんだからです。ここはhiroさんが「clover」をリリースした時の日本全国ラジオ巡業の旅の際に、福岡のラジオ局から山口のラジオ局に移る途中で やっぱり食べに行っていて、しかも写真に撮っておいてくれたので限定出来ました。(「clover日記」2005.8.22.更新分 1〜3・「hiro会報 vol.22」参照。)その瓦そば屋さんは川棚温泉にあって、そこが1番遠いので先に行ってしまおうというわけです。
博多駅から4両編成の岡山行き こだま に乗り込み、小倉駅にて山陽本線に乗り換え。この電車こそが下関に行く電車(小倉−門司−下関)=関門海峡を越えて行く電車で、確か門司駅を越えた辺りで車内の電気が一斉に消えました。これは、九州と山陽本線とで電車の電流の流し方が違うらしく、その切り替えの為に起こるようです。
下関に着いた喜びに浸っている間も無く、そのまま山陰本線に乗り換え。川棚温泉に行く山陰本線は単線も無人駅も多い路線で、1時間に約1本ペースでしか出ておりません。そう、今日の予定は、この山陰本線の時間を基準に決めていきました。
やっとの思いで川棚温泉駅に着くと、やはりそこは無人駅。2両編成の1両目最前の出口から降りると、やはりそこも雨。雨の中、バスを待たずにタクシーに乗って、一路「元祖瓦そば たかせ」さんに向かいました。(また このバスってのが1時間に1本とか2時間に1本とか…/^^;。)

「瓦そばちゃん」とご対面。そして…

雨の中、私達が向かったのは「たかせ」さんの別館。「たかせ」さんは、日によっては入るのに待たされるという話だったので、前もって予約を入れておいたのでした。土曜日は、川棚温泉にある「たかせ」さんでは別館だけが予約を受け付けるとの事。「clover日記」のhiro子さんは2階建ての建物にいるから本館か新館なんだろうとは思ったのですが、2003年に来た時にはどの館で食べたかは限定されていないし、1時間に1本しか電車の無い所で時間が読めないのは嫌だったし、さらにこの別館、宿泊施設もあるので食事だけの客でも¥150で温泉に入れるとのこと。温泉はその時の様子で決めるにしても、可能性があるのは魅力的と思い、予約を入れておいたのでした。
旅館の入り口でもある趣のある玄関を入ると 仲居さんが出迎えてくださって、すでに用意してある部屋へ。まさに旅館の1室を使っているような落ち着いた部屋に通され、いそいそとメニューを見て各自注文。女性陣は 瓦そば のみを頼みましたが、男性陣は 瓦そばうな茶定食 を頼みました。
雨に濡れる日本庭園を見ながら待っていると、程なくして食事が運ばれてきました。まさに写真通りの「瓦そば」!大きな瓦に2人前・3人前と乗せられてきました。
←これは2人前。
最初、温かい汁に そば だけをつけて食べてみると、なんだかイマイチな感じ。確かに美味しい そば だけど、hiro子さんの思い入れっぷりを考えるともっとドカンとくる何かがあると思っていたから…。それではと、そば の上に乗っているレモンと紅葉おろし を汁に入れたら、それだけでいきなり味に深みが増してより美味しくなりました。さらに そば の上に乗っている錦糸卵や肉と一緒に食べたら「あぁ、美味しい」と思わず声に出した程。そう、この瓦そば、私にとっては肉がポイントでした(^^;。肉 美味しい!(←ダイレクトな心の叫び)
そば を食べ終わって一心地着いたので、次はデザート は秘密なの ♪ということで、それぞれにコーヒーやフロートを頼みました。私は青龍珈琲を注文。このコーヒーがまた私好みの味でご満悦。ここで扱っている珈琲は豆や粉は販売していないそうです。メニューにすでにそう書かれていたから聞かれる事が多いんでしょう。残念。フロートも美味しかったそうで、『どうしてhiro子さんは そば の話ばかりして、ここのデザートの話をしないのか』なんて思ってしまいました。hiroちゃん、スイーツもコーヒーも好きだろうに…。でも多分 青龍珈琲を彼女はブラックで飲めないだろうなぁ(^^;。

↑hiro子さんにお勧めの「大人の珈琲フロート」。
 フロートに熱々の珈琲をかけていただく。
デザートも終わって、まだ少しだけ電車の時間まであったので 希望者は温泉に入ろうかとなったのですが、これがメシアさんと私だけだったので、他の方には入り口の時間待ち用の椅子で待っていてもらってサクサクと入ってくる事に。
女湯にはすでに先客がいて、その方達は今日は泊まっていかれるのか のんびり浸かっていらっしゃいました。微かに粘り気のある感じの透明な湯は、露天風呂にも関わらず体の奥まで温まってものすごく気持ち良い。ああ、入って良かった!温泉(←年寄り)。
ポカポカになって機嫌良く出てきた私でしたが、なんと!もう電車の時間ギリギリになっていて、来てもらったタクシーが駅に着いた時にはちょうどホームに電車が入るところでした。良かった!無人駅で!!
おかげさまで、タクシーを飛び降りて、無事に電車に乗り込む事が出来ました。
瓦そば は美味しかったし 温泉にも入れたし、ただ1つの心残りと言えば、ここでしか売ってないという「瓦そば ストラップ」を買わなかった事かなぁ。タクシーが来るまで最後まで悩んで買わなかったんですけどね(^^;。
なお、この日のhiro子さんのブログ「ホント」の内容がアイスの話で、フロート食べた組が大喜びしておりました。
静かに雨が降る中、一行は下関に向かいます。

「あしかちゃん、けっこうウケたよ(笑)」

「下関」の駅に降り立つと、やっと「下関に来た」という実感が湧いてきて、なんだかウキウキ度が増してきました。『あ〜、ついに来ちゃったな(照)』みたいな後ろめたさもあったりして。本当によく来れました。今回この旅行に誘ってくださり、一緒に下関の地に辿り着いた皆さんに心から感謝しております。
さて そんな下関で、まずは寛子さんが「あしかちゃん」に「けっこうウケた」水族館へ。「下関の水族館」と言ったら海響館。駅からバスに乗って、その後テクテク雨の中歩いて その大きな館内に入りました。時間の都合でまず最初っからアクアシアターに行ってショーを見る事に。
「けっこうウケた」なんてもんじゃなく「水族館大好き♪」な私はウケまくり。イルカすごいよ。やっぱりカッコ良い!

↑そんなイルカくんの勇姿。
…寛子さんのコメントに釣られて写真のメインが あしか になってるあたり…(^^;。
拍手しまくりのショーを見終えて、閉館時間いっぱいまで館内を堪能。1人大阪で仕事中(「てるてる家族」)の多香子さんに画像を送ったというマンボウも ちゃんといました。そして、本当に ふぐ がいっぱいいました。そんな ふぐ の中に、目元にまるで付け睫毛のような柄のある ふぐ がいて、私はその子と目が合った途端に「あ!仁絵ちゃんがいるぅ(感激)」と大はしゃぎしておりました。すみませんでした。>付き合わされた花子ちゃん
なんとか時間ギリギリで全て見て回り、外に出ました。次は赤間神宮に参ります。

もっと歴史の勉強をして来れば良かったかも。

海響館から赤間神宮まではバスで1区間。雨も降っているし、近いったってパッと見 見えないし、「バスで行こうか」とバス停に行ったらそこで待っていたおばあさんに「赤間神宮なら歩いていけるわよ。そこのカーブ曲がってすぐだから!」と教えていただき歩いていく事にしました。途中、寛子さんがSPEED写真集「BRIDGE」に書いている「大好きなコーヒー」候補かな?と思っていた下関異人館さんにも行けたのですが、ちょうど建物の整備中だったようでお休みでした。(でも、寛子さんならスターバックスの方かもしれないね〜というのが大方の予想。)
途中、コンビニでポーション飲んで体力を回復し、だんだんと見えてきた赤い建物、それが赤間神宮でした。
赤間神宮壇ノ浦の戦いでわずか8歳で入水した安徳天皇を祀る神宮で、龍宮作りになっています。「耳なし芳一」伝説の舞台もここだそうです。階段を上って振り返ると、そこには関門海峡が広がります。
実はこの隣りには日清講和条約を結んだ春帆楼があったり、関門海峡には宮本武蔵佐々木小次郎が戦った巌流島があったりと、下関は実に歴史の深い場所。もっと勉強してから来れば良かったかも…と遅まきながら反省しておりました。

さすがに2階へは上がれませんでした。

赤間神宮に辿りついた段階で もう夕方も遅い時間。雨ではさすがに景色も良く見えないだろうとhiro子さんの「オススメスポット」(「cloverダイアリー」2005.8.22.更新分 4〜5 参照。)火の山公園には行くのをやめて、たぶん仁絵さんと寛子さんが ふぐ刺しを食べたと思われる店、「平家茶屋」さんに向かいました。
この「平家茶屋」さん、ネットで見る限りだと2階の感じがSPEED写真集「BRIDGE」に載ってる写真の背景に似ているし、「関門海峡を眺めながら、のーんびりランチタイム♪」=ふぐ刺しを食べる の条件もきちんとクリア。なので、ほぼこの店で食べたと読んで、入る事にしました。でも、勇気を出して「この写真に写ってる席で食べたいんですが…」とは言えなかったので、通されたのは1階の個室。窓の外には関門橋が良く見えて、『う〜ん、晴れていたらなぁ』とやっぱり思ってしまう景色が広がっていました。それでも時間が経つに連れて関門橋もライトアップされていき、注文した ふく料理も運ばれてきて、舌包みを打ちながら温かくも楽しい夕食をいただきました。
食事を終えてから下関駅に戻り、さらに小倉→博多と戻っていきました。雨が降ったにも関わらず ほぼ予定通り、そして予想以上に回る事が出来て良かったです。
川棚温泉は『行こうと思ってもそう簡単には行けない』と思っていましたし、行ってみて『やっぱり行こうと思っても東京からは(^^;即行ける場所ではない』と思ったので、今回行く事が出来て本当に良かったです。今度瓦そばを食べたくなったら、観光も兼ねて門司港のお店に行きたいのだけれど、青龍珈琲が川棚温泉の店でしか飲めないとか言うならまた行っても良いかも。あと温泉!是非今度はゆっくり時間をかけて入りたいですね。
下関もやっぱり晴れた青空の下、歩いて回ったら面白そう。博多から本当に行きやすいし帰りやすいし、だいたいの街の大きさも分かったし、こちらも改めて来てみたい場所になりました。
明日太宰府に行ってきます。

「HITOE'S STYLE」「hitoeのぶっちゃけ NY LIFE!」更新

◆「HITOE'S STYLE」:「Iモード 01」
HITOEさんの住んでる辺りには、とにかくジャマイカ人が多いそう。なので今回のイラストはそんなジャマイカンをイメージ。
どうやらブルックリンでも日本がレゲエブームな事が知れ渡っているようです。
◆「hitoe のぶっちゃけ NY LIFE!」level 047:ユニオンスクエアを歩く【その4】
参考:前回の「ぶっちゃけ」

【「hitoeのぶっちゃけNY LIFE!」level 047/要約 】
ニューヨークでの安いランチを紹介。
お店の内装が気に入っているお勧めの店はオーガニック専門店。
ご飯や玄米、蒸し野菜、魚、ひじき や豆腐もあるけど、
日本食のレストランではないのです。
でも、人参が1本丸ごと蒸されている辺りは
アメリカンサイズといった感じ。
昼間は女性客が多いので、1人でも来れるそう。

hitoeさんのお勧めオーガニックSHOPシリーズ…という展開なんでしょうか。hitoeさんも新たにニューヨークに行ってから尚更にオーガニックに関心がある感じ。